スペイン訪問の教皇レオ14世は6日朝、マドリードの国際空港に到着、王宮での歓迎式典、国王と王妃への表敬訪問のあと、同日昼、政府、政財界、市民団体の代表や外交団と会われた。あいさつで教皇は、「私は、信者たちの間で福音への新たな忠誠を確認し、励まし、植え付けるため、またこの国の様々な構成要素の間でより深い和解と協力を促すために、皆さんのもとを訪れました」と語られ、「宗教の自由と良心の自由を守ること」の重要性を強調された。
Pope Leo XIV addresses authorities in Spain (@Vatican Media)
*スペインは、2000年近くも福音を受け入れてきた偉大な国
挨拶の冒頭で教皇は、スペインの人々に対し、「国際法と多国間主義への忠実な遵守は、人々の間の平和と連帯への積極的な取り組みに反映されています」と讃えられたうえで、「国内での対話と市民的友好を育み、未来を描く際には貧しい人々や若者の視点を考慮に入れ、自治と統一への要求を調和させ、そして『欧州の統一』という大義を推進するように』と促され、「それは他の勢力に対抗するためではなく、全人類への贈り物としてです」と述べられた。
また、スペインがご自分を招待し、この巡礼の旅において「ほぼ2千年もの間、福音を受け入れてきた偉大な国」を訪れさせてくれたことに感謝され、「伝統は常に、イベリア半島における初期の福音宣教を、使徒ヤコブ(大ヤコブ)の説教と結びつけてきました。この結びつきが神学的に極めて重要です。それは、聖霊降臨に始まった使徒的使命との連続性を、現地の教会が自覚していることを表しているからです… キリスト教の信仰とこの地との古くからの絆が、スペインの文化を深く形作り、今日、人類の一家族として共に直面しなければならない課題の中で、希望と指針の源となっているのです」と指摘された。
さらに教皇は、「私は、一年を通して、また人生の様々な場面に合わせて、あらゆる都市や町で救いの真のドラマとして立ち現れる民衆の信仰の表現について考えます。芸術的、音楽的遺産や、数多くの兄弟会、慈善団体と共に、イエス・キリストと、あなた方の民との実りある出会いを証ししている。あなた方の民とは、人生を愛し、それを表現する情熱的な人々です!そして、信者たちのこの信仰を励ますためにスペインを訪れました」と語られた。