・米国司教協議会が”シノドスの道”で報告書を公表、178教区、約70万人の信徒が参加

(2022.9.21  Vatican News staff reporter)

 報告書の巻頭文で、USCCBの教義委員会のダニエル・E・フローレス委員長(司教)がこの報告書について、”シノドスの道”の歩みにおいて、「聖霊の助けによって呼び覚まされた喜び、希望と傷を合わせ、まとめていく試み」と述べ、その公表は、「教皇フランシスコが、神の民としての私たちに求めたことに応える、米国の教会にとって重要な瞬間」だが、それは「終わりの瞬間」ではなく、米国のカトリック教徒の心に重くのしかかっている事柄について「共に耳を傾け、議論し、教会として識別し、理解し、行動する最善の対応策を取るようにとの呼びかけ」だ、と指摘した。

 来年10月のバチカンで世界代表司教会議(シノドス)に至る”シノドスの道”は、今後、来年春を期限とする世界の各大陸レベルへと進む予定で、米国はカナダと二か国で”北米”の歩みをすることになる。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2022年9月22日