(2022.9.29 Vatican News)
教皇フランシスコが主導される来年10月の世界代表司教会議(シノドス)に向けた”シノドスの道”の歩みは、世界の教区、国レベルから、大陸レベルに進もうとしているが、バチカンのシノドス事務局が29日、歩みの現状とこれからについてビデオを作成し、配信を始めた。
”シノドスの道”の歩みに関するビデオは4回目となるが、今回は、教皇庁国際神学委員会のモンシニョール・ピエロ・コーダ事務局長、教皇庁立アテナエウムのトーマス・コランパランピル・神学教授、バンガロールのダルマラン・ヴィディヤ・クシェテラム氏、シノドス事務局のナタリー・ベッカート次官が出演し、絶え間ない進化の中で動く教会、多様性における一致を目指す生きた教会の実態を、これまでの教区、国レベルのとりまとめがどのように検証しているのかについて考える。
シノドスは希望を鍛錬する場であり、現在進んでいる意見の交換は、外に開かれ、慈しみ深く、異文化とつながり、預言的な教会となる必要性を反映したものとなっている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)