米国司教協議会は20日、この国際会議に出席する5人の教区司祭を発表し、彼らは「”シノドスの道”の歩みへの関与のレベルなど、バチカンのシノドス事務局が定めた基準に基づいて選ばれた」と説明した。5人の司祭叙階年次はは1983年から2020年まであり、全米の教会から選ばれた。 4 人はラテン典礼の司祭、1 人は東方カトリックの司祭だ。
Cruxの取材に応じた司祭たちは、「自分たちの小教区が受け取ったシノドス総会第一期の会議のまとめは、これまで、教区レベル、国レベル、地域レベルで出された内容をほぼ反映している」と評価。この国際会議で、取り上げることを期待する課題について、スウィッチテンバーグ神父は「教会における女性の役割を肯定的にとらえること」を挙げ、フレンド神父は、所属するリトルロック教区の他の司祭たちに質問書を送り、会議の準備のための意見を聞く場を設けるつもりだ。自分の視点を個人的なものではなく、教区にとってより普遍的なものにする形で、会議に臨みたい」と抱負を語っている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)
・・・日本はどうする?=この国際会議に、日本の教区司祭が参加する、という話はまだ聞いたことがないし、そもそも、このような会議があることを、日本の司教団は、司祭、信徒に周知していないようだ。