(2026.9.14 カトリック・あい)
米国の有力カトリック・メディアEWTN(https://www.ewtnnews.com/)が12日付けで伝えたところによると、米シカゴ大司教区が性的虐待の被害者9人に対し総額550万ドル(約8億5000万円)の和解金を支払うことで合意した。
被害者の弁護団で、虐待事件を専門とする法律事務所、ジェフ・アンダーソン&アソシエイツの弁護士たちが10日の記者会見で明らかにした。
会見したジェフ・アンダーソン弁護士は、今回の展開を大司教区における虐待疑惑に関する「転換点」と述べ、「和解は『清算』と『責任追及』の両方に関わる問題。私たちや他の人々が共に働き、シカゴ大司教区、イリノイ州全体、そしてこの国全体に変化をもたらす特権に恵まれた、すべての生存者の勇気に関するもの」と言明した。
EWTNによると、シカゴ大司教区は、今回の和解に関するコメント要請にすぐには応じていない。だが、同大司教区は近年、虐待被害者に対し多額の和解金を支払ってきた”実績”がある。
2022年に虐待被害者との複数の訴訟で和解し、うち1件には総額120万ドル、もう1件には175万ドルの賠償金を支払った。2024年には、虐待事件1件について95万ドルで和解している。
(写真は、シカゴのHoly Name カテドラル)