昨年12月18日に帰天された東京大司教区の名誉大司教ペトロ岡田武夫大司教の追悼ミサが、
19日月曜日の午後1時から、東京カテドラル聖マリア大聖堂で捧げられました。
帰天の直後の葬儀ミサは、感染症の状況もあり、ごく一部の関係者のみで捧げたこともあり、多くの方にお別れの祈りをささげていただくために、本来は1月19日に追悼ミサを予定しておりました。残念ながら、緊急事態宣言の再発出などもあったため、延期となっていたものです。
また昨日のミサも、現在の感染状況にかんがみ、また他の地方で、キリスト教関係の教会からクラスターが出たという報道もあったっことを念頭に、ミサの参加は、一部関係者に限定させていただきました。
同時にできる限り多くの方にお祈りいただくために、ミサ終了後から午後4時まで、大聖堂でご自由に献花をしていただけるようにも致しました。献花の間、わたしも大聖堂におりましたが、多くの方に、密にならずに、献花とお祈りのために訪れていただきました。感謝いたします。
こういった事態ですので、司教様方をお招きするのは控えましたが、説教は、補佐司教であった幸田司教様が、岡田大司教様との結びつきについて体験を交えながらお話しいただきました。なお、幸田司教様の説教メモは、東京教区のホームページにも掲載してあります。ご一読ください。
またミサには、教皇庁臨時代理大使であるモンセニョール・トゥミルにも共同司式していただきました。
岡田大司教様の納骨は、府中墓地にて5月8日に行う予定です。府中墓地の一番手前の、教区司祭の墓所に納骨されます。当日は、岸神父様の納骨も行います。府中墓地を訪問の際は、どうぞ立ち寄ってお祈りください。
皆様のお祈りに、感謝します。
(菊地功・東京大司教)