(2021.8.11 バチカン放送)
教皇フランシスコは11日の水曜恒例の一般謁見で、9日にフランス西部で殺害されたマリア宣教会(モンフォール宣教会)のフランス管区長、オリヴィエ・メール神父に深い哀悼の意を捧げられた。
また教皇は、マリア宣教会の共同体と、神父の親族、そしてフランスのすべての信徒に対してお悔やみを述べられ、神父の死を悼むすべての人に精神的一致を約束された。
神父を殺害したルワンダの男は、昨年7月のナントの大聖堂の火災の際、放火の疑いで逮捕された後、観察処分となり、サン・ローラン・シュル・セーヴルにあるマリア宣教会の共同体に身柄を預けられていた。神父殺害のあと、警察に出頭し、犯行を自供した。男は精神的に不安定な状態にあり、現在、精神科医療施設に収容されている。
(編集「カトリック・あい」)