(2019.5.22 バチカン放送)
教皇フランシスコは22日、バチカンでの一般謁見の場で、中国のカトリック信徒たちに向けてメッセージを述べられた。
カトリック教会の典礼暦は、5月24日、扶助者聖母マリアを祝うが、この祝日を前に、教皇は「キリスト信徒の助け手なる聖母」に捧げられた。そして、「信心を集める中国・上海の佘山(シェシャン)の聖母巡礼聖堂」を思い起こされ、「日々の労苦や困難の中で、主を信じ、希望を託し、愛し続ける、中国のすべてのカトリック信者たち」に寄り添いの心と愛情を表明され、次のように祈られた。
「中国の親愛なる信者の皆さん、皆さんが慈愛と兄弟愛を証しし、常に普遍の教会との交わりのうちに一致できるように、私たちの天の母が、皆さんを助けてくださいますように」。
教皇は、中国の信徒たちに祝福をおくるとともに、謁見会場の信徒たちとアヴェ・マリアの祈りを唱えられた。
(編集「カトリック・あい」)