☩被災者たちと連帯し、救いの手を差し伸べよう」教皇、トルコ、シリアの大地震で

(2023.2.8 Vatican News  Deborah Castellano Lubov)

 教皇フランシスコは8日の水曜恒例の一般謁見で、トルコとシリアで大地震によって壊滅的な被害を受けたすべての人々に救いの手を差し伸べるよう、世界の人々に強く呼びかけられた。

 教皇は、今も捜索が続けられ、死傷者が増え続けている現地の窮状に思いをはせられ、「私は心を込めて彼らのために祈り、犠牲となった方々、その家族、そしてこの壊滅的な災害に苦しんでいるすべての人々の傍にいます」と語られるとともに、救援活動に取り組んでいる人々に感謝し、「長い戦いで既に破壊された地域もある被災地域の人々」と連帯するよう呼びかけられた。

 そして、「このような悲劇に直面して私たちの兄弟姉妹が、苦難を乗り越えて前に進むことができるように。そして、聖母マリアに彼らを守ってくださるように、願いましょう」と共に祈るよう促された。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2023年2月8日