☩聖母月の5月、「聖母マリアに平和の賜物を、特にウクライナのために願おう」と教皇

(2023.5.8 カトリック・あい)

 教皇フランシスコは7日、復活節第5主日の正午の祈りの終わりに、8日に教会の伝統である「ロザリオの聖母への嘆願」をポンペイのロザリオの聖母の聖堂(Pontificio Santuario della Beata Vergine del Santo Rosario di Pompei)で行われる(この聖堂で福者バルトロ・ロンゴが平和を願いロザリオの聖母に祈りを捧げた)と述べられた。

 そして、教会の伝統である5月、「聖母月」にあたり、ロザリオの祈りの中で、聖母マリアに平和の賜物を、とくに苦しみの最中にあるウクライナのために願うように、すべての信徒に求められた。

 さらに、各国の指導者たちが、傷つき苦しみ、平和を求める人々の心からの願いを聞き入れるように願われた。

 教皇の意向を受けて、8日、ポンペイの巡礼聖堂で、イタリア司教協議会会長マッテオ・ズッピ枢機卿によりミサが捧げられた。ミサの説教で、枢機卿は「神の御旨は、平和な世界です。なぜなら、平和がないところに、命はないからです」と話し、皆が兄弟愛を生きることができるように、聖母の助けを祈った。

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2023年5月8日