☩「言語道断の残忍な行為を繰り返すな」ー教皇、27日の「ホロコースト想起国際デー」に

ポーランド南部・アウシュビッツ強制収容所跡で祈る教皇フランシスコ 2016年7月ポーランド南部・アウシュビッツ強制収容所跡で祈られる教皇フランシスコ (2016年7月 )

 教皇フランシスコは26日の水曜恒例の一般謁見で、翌27日の「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」に向けて、「こうした言語道断の残忍な行為が、決して繰り返されないように」と祈られた。

  教皇は、ユダヤ人や様々な国籍・宗教の人々、何百万人をも犠牲にしたこの虐殺を記憶に留める必要を強調。「言語道断の残忍な行為が繰りかえされるようなことは、決してあってはなりません」と語られた。

 特に教育関係者や各家庭に対して、「歴史に記されたこの暗いページの恐ろしさに対する認識を、若い世代に促していただきたい」と願われ。「人間の尊厳が蹂躙されることのない未来を築くために、この悲劇を忘れてはなりません」と訴えられた。

(編集「カトリック・あい」)

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2022年1月28日