(2022.1.27 バチカン放送)
教皇フランシスコは26日の水曜恒例の一般謁見で、翌27日の「ホロコースト犠牲者を想起する国際デー」に向けて、「こうした言語道断の残忍な行為が、決して繰り返されないように」と祈られた。
教皇は、ユダヤ人や様々な国籍・宗教の人々、何百万人をも犠牲にしたこの虐殺を記憶に留める必要を強調。「言語道断の残忍な行為が繰りかえされるようなことは、決してあってはなりません」と語られた。
特に教育関係者や各家庭に対して、「歴史に記されたこの暗いページの恐ろしさに対する認識を、若い世代に促していただきたい」と願われ。「人間の尊厳が蹂躙されることのない未来を築くために、この悲劇を忘れてはなりません」と訴えられた。
(編集「カトリック・あい」)