(2023.2.9 バチカン放送)
トルコとシリア両国にまたがる形で起きた大地震の影響は深刻さを増しているが、教皇フランシスコは9日のツイートで、両国が被災者の支援、危機克服のために両国が連帯するよう呼びかけられた。
ツイートで教皇は、「今は憐れみの時、連帯の時です。悲しみのうちに一致し、自己崩壊をもたらす憎しみと、戦争、分裂を続けるのを止めましょう」と両国の指導者や国民に訴えられた。
そして、救援の手を差し伸べる世界の国々の人々に感謝するとともに、「トルコとシリアの苦しむ人々を助け、世界に平和と兄弟愛を築きましょう」と、さらなる支援、協力を願われた。
教皇は前日8日の水曜恒例一般謁見で、両国の震災の犠牲者や家族、けがを負った人々に寄り添われ、心からの祈りを捧げられている。
(編集「カトリック・あい」)