(2022.3.30 バチカン放送)
教皇フランシスコは30日の水曜恒例の一般謁見に参加したウクライナの子どもたちに挨拶され、現在続いている「残酷な戦争」を止めるための祈りを新たにするよう、参加した信徒たちに強く求めらえた。
他の欧州諸国と同じように、イタリアには、ロシア軍の一方的な軍事侵略で多くの民間人が犠牲になっているウクライナから避難し、支援団体や大使館の支援を受けている子供たちを含む多くの人がいる。
この日、バチカンのパウロ6世ホールで行われた一般謁見に、教皇は、そうしたウクライナの子供たちを招かれ、励ましの言葉を送られた。そして、参加した信徒たちに「子供たちを前に、改めて残酷な戦争の非道さを考えざるをえません」と語られ、「この残酷な戦争を止めるために祈りを新たにしましょう」と呼びかけられた。
(編集「カトリック・あい」)