☩「聖霊降臨前夜、聖地の平和を共に祈願しよう」教皇が祈り呼びかけ

エルサレムの訪問教会エルサレムの訪問教会 

 教皇は同日、バチカン宮殿で、シンガポール、ジンバブエ、バングラディシュ、アルジェリア、スリランカ、バルバドス、スウェーデン、フィンランド、ネパールの9か国の新大使から信任状を受けられたが、この席では、武力衝突が続いていた聖地で停戦が合意されたことを神に感謝され、これを機に、イスラエル、パレスチナ両当事者が対話と平和の道を開くことを願われるとともに、新任の各国大使たちにも協力を期待された。

 また、この場で、23日の聖霊降臨の祝日の前夜、エルサレムの聖ステファノ教会で、聖地の司教が信者たちと共に、平和の賜物を祈願することを明らかにし、全世界の教会の司牧者と信徒もこの祈りに一致して欲しい、と希望され、「イスラエルとパレスチナの人々が、対話と互いを赦す道を見出し、共通の希望と兄弟間の共存に向かって、一歩一歩自らを開きながら、平和と正義の忍耐強い構築者となることができますように」と、聖霊に祈り求めるよう、すべての教会共同体に呼びかけられた。

(編集「カトリック・あい」)

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2021年5月22日