☩「全てのキリスト者が一つの家族に戻るように」一致祈祷週間に教皇が呼びかけ

(2019.1.16 バチカン放送)

 教皇フランシスコは16日の一般謁見で、18日から始まる「キリスト教一致祈祷週間」に言及され、「キリスト者の一致のための祈りを新たにする」こと、関係行事への参加を呼びかけられた。

 「キリスト教一致祈祷週間」は毎年1月18日から25日まで、キリスト教諸教会の間で行なわれ、「すべての人を一つにしてください」(ヨハネ福音書17章21節)というイエスの祈りのもとに、すべてのキリスト者の一致を願い、共に祈り、分かち合うことを目的としている。

 教皇は今年の同週間のテーマである「ただ正しいことのみを追求しなさい」(申命記16章18-20節)を紹介し、「『すべての人を一つに』という神のご意志に従い、すべてのキリスト者が『一つの家族』に戻ることができるように、私たちは祈りに招かれています」と話された。

 また、教皇は「エキュメニズムは、一つの選択肢ではありません」とも語られ、「キリスト者が、真の正義を表明すること、弱い立場の人々を支援するなど具体的で効果的な対応を通し、共通の一致した証しを深めていく必要」を説かれた。

(編集「カトリック・あい」)

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2019年1月17日