(2024.10.3バチカン放送)
教皇フランシスコは2日、世界代表司教会議(シノドス)第16回通常総会の第2会期開会ミサの宣教の中で、世界の平和を祈るため、6日にローマの聖マリア大聖堂でロザリオの祈りをすることを発表された。また翌7日を「世界平和のための祈りと断食の日」とすることも同時に発表され、世界の信者たち参加を呼びかけられた。
教皇はこれらの決定をされた理由として、世界に目を向けつつ、「人類に奉仕し、福音の喜びを伝える、キリスト教共同体の務め」を強調されたうえで、「戦争の嵐が吹きすさび、暴力の火が人々や国々を愕然とさせている、この歴史の激動の時、私たちキリスト教共同体が務めを果たすことが強く求められているのです」と説かれた。
(編集「カトリック・あい」)