An Afghan refugee in a slum area in Lahore, Pakistan (AFP or licensors)
20日は国連・世界難民の日だったが、教皇フランシスコは翌21日正午の祈りの後の説教で、これに関連し、「新型コロナウイルスの世界的大感染が、難民・移民を守り、環境を大切にする重要さを際立たせている」と語られた。
教皇はこの中でまず、「新型コロナウイルスがもたらしている危機は、難民の尊厳と安全を保証するために、難民に必要な保護を確保する必要性」を改めて私たちに知らせている、とされたうえで、世界の全ての信徒に対して、「全ての人、特に重大な危機的状況に置かれた結果、故郷を離れることを余儀なくされた人たちを守るために、私たち皆で効果的な対応ができるように祈りましょう」と呼び掛けられた。