10月はロザリオの月 (VATICAN MEDIA Divisione Foto)
(2023.10.1 バチカン放送)
教皇フランシスコは1日の正午の祈りで、「10月のロザリオの月を迎え、ロザリオの祈りの素晴らしさを体験し、聖母マリアと共にキリストの神秘を観想し、教会と世界の必要のために聖母の取り次ぎを祈りましょう」と信者たちに呼びかけられた。
そして、ロシアの軍事侵攻の長期化に苦しめられるウクライナをはじめ、戦争で傷つくすべての国、地域のために、世界の人々の福音宣教のために、そして4日から始まる「シノダリティ(共働的)な教会」をテーマとする「世界代表司教会議(シノドス()総会・第一会期のために、ロザリオの祈りを祈るように」と希望された。
また、教皇は1日は、教会暦で「信頼の聖人」、幼いイエスの聖テレーズ(テレジア)を祝うことに触れながら、10月15日に聖テレーズのメッセージをめぐる使徒的勧告が発表されることを予告された。そして聖テレーズと聖母に祈るよう勧められた教皇は、神に信頼し、宣教のために働くことができるよう、聖テレーズの助けを願われた。
(編集「カトリック・あい」)