(2026.4.17 Vatican News)
カメルーンを訪問中の教皇レオ14世は17日、ドゥアラでのミサに続いて、カトリック系の病院を私的訪問された後、夕方、ヤウンデに戻られ、中央アフリカ・カトリック大学で学生、教員たちとの出会いを持たれた。
教皇は学生、教員たちへの挨拶で、高等教育の意味について言及し、「個人主義、表面主義、偽善が増大する今の時代に、大学は、友情、協力……内面性と省察のための特権的な環境の場として際立った存在になっています」とされた。そして、「大学の使命の一つは、『自由な良心を形成』することであり、私が『聖なる落ち着きのなさ』と呼ぶものを奨励することです」と強調。
急速に発展している人工知能(AI)がもたらす課題にも触れられ、「この技術が加速度的に、私たちの精神を形作り、浸透させつつあります。そして、このような事態の中で、人文科学の研究がますます重要になっている。なぜなら、人文科学は、AI時代における経済の背後にある論理、根深い偏見、権力の形態を理解する手助けとなるからです」と述べられた。
「奉献生活には、希望と神の愛を最も必要としている人々を助ける徹底的な勇気が求められている」修道者たちに
この後、滞在先の教皇大使館に戻られた教皇は、カメルーンで活動する250以上の修道会などを代表する修道者たち9人と面会された。
バチカン報道局によると、修道者たちは、同国における慈善活動、特に若者、避難民、暴力や人身売買の被害者への支援活動について説明。教皇からは「奉献生活には、世界の最も複雑な問題に取り組み、希望と神の愛を最も必要としている人々を助けるために、徹底的な勇気が求められています」と激励の言葉があった。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)