☩教皇カメルーン訪問2日目:「相互尊重に基づき平和建設に取り組むことを願う」複数のイスラム教指導者たちとの面談で

Pope Leo XIV listens to Muslim leaders at the Apostolic Nunciature in YaoundéPope Leo XIV listens to Muslim leaders at the Apostolic Nunciature in Yaoundé  (@Vatican Media)
(2026.4.16  Vatican News)

   カメルーン訪問中の教皇レオ14世は16日夕、ヤウンデで、イスラム教コミュニティの代表者12名と面会され、あらゆる信仰を持つ人々が相互尊重に基づく平和に向けて取り組むよう呼びかけられた。

 バチカン報道局のマッテオ・ブルーニ局長によると、この面会はヤウンデの教皇大使館で行われた。イスラム教指導者たちが代表する各コミュニティは、現地のカトリック教会と協力し、カメルーンの最貧困層を支援するための社会正義と協力を促進する数々のプロジェクトを推進している。

 ブルーニ局長によると、教皇は一人ひとりに個別に挨拶し、出席者から寄せられた歓迎と感謝の言葉に耳を傾けられ、イスラム教指導者たちは、教会と共同で行っている活動、教皇の訪問、そして木曜日にバメンダで語られた対話と平和に関する言葉に対し感謝を述べた。

 教皇は、彼らと会えた喜びを分かち合われ、カメルーンのすべての人々―キリスト教徒、カトリック信者、非カトリック信者、イスラム教徒、そして伝統宗教の信者たち―から受けた温かい歓迎に感謝された。

 教皇はまた、信仰や宗教の間に時折生じる分断について触れ、「このことは、『出会い』から生じる責任を、誰もが受け入れる必要があることを示しています」と語られた。

 さらに、すべてのカメルーンの人々に対し、「『無関心の平和』ではなく、『多様性の豊かさを奪う平和』ではなく、『皆兄弟姉妹であり、唯一の神の被造物であり、すべての人の尊厳を尊重するよう召されている』と認識したときに生まれる平和』を求める人々の願いを、伝え続けるように」と促され、「カメルーンには、この願いを現実にする大きな可能性があります。単なる願望ではなく、確固たる決意があるからです」と激励。

 また、この面会の出席者に対し、「対話の道を歩み続け、同じメッセージと夢を他の人々、イスラム教徒、そして理解はしていなくても兄弟愛の美しさを見出すことを学べるすべての人々に伝え、カメルーン全体に大きな恩恵をもたらすように」と願われた。

 

 

*15日夜には、カメルーンの司教団と非公式面談、「交わり」の価値を強調

 

 ブルーニ局長によると、教皇は、前日15日の夜、教皇がカメルーンの司教団と面談された。その会合の中で、教皇は「交わり」の大きな価値を強調され、それを教会内で受け止め、「紛争や二極化によって分断され引き裂かれた世界と分かち合うべき賜物」とするよう求められた。司牧者たちを「真の証人」とする霊的生活の価値についても言及された。

 また、カメルーンにおける多くの聖職志願者から生じる恵みについて語り、「霊的、知的、感情的なレベルにおいて、若者を責任を持って養成する」ことの重要性を強調。養成の狙いは「イエスがなさり、聖木曜日に繰り返される洗足の模範に従い、奉仕こそが唯一の権威である司祭として育てることにある」と念を押された。

 なお、教皇は、出席した司教たちからいくつかの質問を受け、カメルーンにとって現在極めて重要な様々なテーマについても意見を交換された。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
2026年4月17日