
(2023.3.12 Vatican News Christopher Wells)
教皇フランシスコは12日、四旬節第3主日の正午の祈りの中で、17日金曜日の夕方から「24 Hours for the Lord(主のための24時間)」の祈りを行うことを発表された。
教皇は17日夕刻にローマ市内の教会Santa Maria delle Grazie al Trionfaleを訪問され、「24 Hours for the Lord(主のための24時間)」の開始を告げられる予定だ。
12日にこの予定を発表された際、教皇は、昨年3月25日の聖ペトロ大聖堂での共同回心式でおこわなわれた、ロシアとウクライナの「マリアの穢れなき御心への奉献の祈り」を思い起こされ、世界の信者たちに、戦火に苦しむすべての人々、中でも残虐な攻撃にさらされ続けているウクライナの人々と「信仰と連帯で団結し続けるように」と呼び掛けられた。
「24 Hours for the Lord(主のための24時間)」はフランシスコが2013年の教皇就任の最初の年から始められたもので、 この時間中、世界中の教会を原則として開放したままとし、信者と巡礼者が祈り、和解と告解の機会を提供することになっている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)