Pope Leo receives a rosary from a family in the Vatican Gardens (VATICAN MEDIA)
(2026.10.1 Vatican News Kielce Gussie)
ロザリオに捧げられた月である10月の初日、教皇レオ14世がバチカン庭園内のルルドの洞窟で、1300人の信徒(うち700人が子供たち)と共に5か国語でロザリオを唱え、世界中の暴力の終結を願って聖母への祈りを捧げられた。
ローマ近郊の教区や学校から集まった子供たちは、教皇と共にルルドの洞窟の前で、「教会支援協会(Aid to the Church in Need)」の取り組み「100万人の子どもたちがロザリオを祈る」の幕開けを飾った
10月1日から7日までの1週間、言語や距離によって隔てられた世界中の共同体が、平和への祈りによって一つになる。
「教会支援協会」のレジーナ・リンチ会長は「100万人の子どもたちがロザリオを祈る」というこの取り組みが、家庭での祈りを促進することを目指している、と語った。
この取り組みの世界的な広がりを象徴するように、ロザリオの祈りの5つの十連はそれぞれ異なる言語―イタリア語、スペイン語、ウルドゥー語、ドイツ語、アラビア語―で唱えられ、これを皮切りに、世界中の「人々の傷と希望」―ウクライナの子供たちや戦争のすべての犠牲者、レバノン、シリア、聖地の家族、パキスタンや世界各地で迫害を受けるキリスト教徒、南スーダンの和解、そしてキューバやベネズエラの家族―に注目を集める1週間にわたる取り組みが始まった。
聖母マリアへの祈りを唱える前に、バチカンのキリスト教一致推進省長官のクルト・コッホ枢機卿が、「この取り組みは『マリアと共に、世界の苦しみをイエスに捧げることができる』ことを、子供たちに気づかせるためのもの」と説明。「信頼をもって御自身に身を委ねる最も幼い者たちの声こそが、神の心の中で特別な歓迎を受けるのです」と強調し、「復活されたキリストを仰ぎ見ながら、恐怖や憎しみが最終的な決定権を持たないよう願いましょう」と述べた。
*世界の全ての子供たち、とくに戦争で苦しむ子供たちへの特別な贈り物
教皇はメッセージで、この取り組みの重要性を強調するとともに、子供たちや保護者、司祭たちと共に過ごせる喜びを語られ、子供たちを励まし、彼らが「イエスとマリアに、特別な贈り物―世界中のすべての子どもたち、とりわけ世界中の多くの国々で戦争の続く地域に住む子どもたちへの平和」を求めていることを思い起させた。
そして、ロザリオを「誰もが祈ることができるシンプルな祈り」とされ、各十連の冒頭で子供たちが捧げた花を「愛のしるし」と呼ばれ、祈りに参加した全員に、「ヨルダン川での洗礼、カナの婚礼での水をワインに変えた奇跡、神の国の宣教、変容、そして最後の晩餐の部屋での聖体の制定など、イエスが多くの人々に光と平和をもたらした人生の重要な瞬間について考えるように」と促された。
*「世界中のすべての子供たちのための平和」を願うバチカンでのロザリオ
教皇は、祈りに参加した子供たちに、「イエスが私たちに素晴らしい贈り物を与えてくださった瞬間を決して忘れず、感謝するように。皆が心を一つにして、自信を持ってイエスに『平和をください』と願い求めましょう」と呼びかけられた。
*5000万回の「アヴェ・マリア」が世界の人々、国々を包み込む
メッセージを締めくくるにあたり、教皇は、今週(10月1日~7日)を通じて「ここバチカン庭園に集まっている人々だけが祈っているわけではありません。世界中の約100万人の声が、この祈りに加わっているのです」と指摘。
「考えてみてください… 世界中のあらゆる場所から、あらゆる言語で、平和を願いながら天へと昇る5000万回の『アヴェ・マリア』。それはまるで一つの巨大なロザリオのように結ばれ、世界中のすべての大陸、人々、国家を包み込むのです」と強調された。
そして、「ルルドの聖洞で共にロザリオを唱えることで、自宅でも、学校でも、カテキズムの授業でも、両親といる時でも、遊ぶ時でも、どこにいても善行を尽くすことを誓っていること」を参加者たちに念を押され、「祈りには、善行と愛の行為も伴わねばなりません。そうしてこそ、平和は育まれるのです」と締めくくられた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)