(2023/11/5 Vatican News Devin Watkins and Nathan Morley)
教皇フランシスコは年間第31主日の5日、正午の祈りで、”イスラエル・ハマス戦”の即時停戦、ハマスによる人質の解放を訴えるとともに、ウクライナを含む世界各地で戦争に苦んでいる人々のために、戦いの停止を祈られた。
教皇は、「子供たちのことを考えてください。この戦争、そしてウクライナやその他の紛争が”未来”を殺しているのです」とされ、戦いを「神の名において止めてください。停戦してください!」と関係国の指導者たちに、強く求められた。
さらに、「紛争が絶対にこれ以上、激化しないように。傷ついた人たちを助け、特に極めて悲惨な状態にあるガザの住民に援助を届けるために、あらゆる可能な手段を動員する必要があります」と強調。
さらに、ハマスに捕らえられている200人以上のイスラエル人などの人質の解放を求め、 「人質の中には子供たちも多くいます。早く家族の元に戻れるようにしてください!」と訴えられた。
そして、すべての人に、戦争を終わらせるために勇気を結集するよう呼びかけ、 「『もう十分だ』と言える強さを、私たちが持てるように祈りましょう」と語られた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)