Sudanese displaced by war and facing famine line up to register for aid at a camp for IDPs (AFP or licensors)
(2024.12.29 Vatican News Linda Bordoni
教皇フランシスコは29日、聖家族の祝日の正午の祈りで、聖ペトロ広場に集まった信者たちに、悲しみに暮れる世界中の多くの家族や紛争の影響に苦しむ家族に思いを馳せるよう求められた。
特に同日朝、韓国南西部の空港で旅客機が胴体着陸したあと炎上し乗客乗員あわせて179人が死亡した事故について強く心を痛められ、犠牲者、生存者のために祈るよう願われ、「今日、韓国で起きた航空機事故で、多くの家族が悲しみに暮れています…生存者と命を落とした方々のために祈りを捧げます」と述べられた。
そして強い声で、世界中で紛争の影響を受けている全ての人々に寄り添い、「戦争で苦しむ家族のために祈りましょう。戦火に苦しむウクライナ、パレスチナ、イスラエル、ミャンマー、スーダン、そして北キブの人々のために祈りましょう。紛争の影響を受けたこれらの家族のために祈りましょう」と呼びかけられた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)