(2023.1.31 Vatican News )
教皇フランシスコは現地時間31日朝(日本時間同日夕)、ローマ・フィウミチーノのITA-Airways機 で、コンゴ民主共和国、南スーダン歴訪の旅に出発された。このフライトには、教皇と 随員、70 人以上の同行記者が搭乗、現地時間同日午後3時(日本時間午後11時)に首都キンシャサの国際空港に到着の予定。
(2023.1.29 バチカン放送)
教皇フランシスコは29日の正午の祈りで、31日からのコンゴ民主共和国、南スーダン歴訪を前に、「紛争で長い間苦しんできた両国のために祈り、見守ってほしい」と願われた。
教皇は、バチカンの聖ペトロ広場に集まった地元ローマ教区の「カトリック・アクション・平和キャラバン」に参加する少年少女たちに対して、感謝を述べながら、「特に苦しむウクライナと同国の人々のために、私たちの平和への働きかけと祈りを、いっそう強めましょう」と呼び掛けられた。招かれた。
また、教皇は、31日からのコンゴ民主共和国と南スーダンへの司牧訪問に言及され、両国の政府、教会関係者、そして国民に出発前の挨拶をおくられた。そして、コンゴ民主共和国の特に東部での武力衝突、南スーダンの長い戦争がもたらした多くの避難民と人々の困難な生活に触れながら、紛争のために苦しんできたこれらの訪問国の情勢を説明。
同時に、イングランド国教会のカンタベリー大主教、スコットランド国教会の総会議長と共にする南スーダン訪問は、「平和のためのエキュメニカルな巡礼」の体験となるだろう、と期待を示され、信者たちにも「このアフリカ2カ国訪問を祈りと共に見守ってください」と語られた。
(編集「カトリック・あい」)