☩「戦争で病院や学校が破壊されている、国際人道法を確実に尊重せよ」ー教皇、5日の正午の祈りで訴え (2025.1.5 Vatican News Christopher Wells) 教皇フランシスコは5日の正午の祈りに続けて、世界中の紛争地域における平和の実現のために祈るよう、世界の人々に呼びかけ、世界の指導者に対しては、国際人道法の尊重が確実に尊重されるよう断固とした行動をするようう訴えられた。 「民間人を攻撃するのはやめてください!学校や病院を攻撃するのはやめてください!人々の職場を攻撃するのはやめてください!」と強い言葉で語られた教皇は、世界の紛争地域、特にウクライナ、パレスチナ、イスラエル、レバノン、シリア、ミャンマー、スーダンについて、速やかな平和の実現を求められた。 国際人道法の尊重については、教皇は昨年10月27日の正午の祈りでも、武力紛争の犠牲者を保護するための根本的なルールを定めたジュネーブ条約が同年8月で75周年を迎えたことを思い起こされ、人々の生命と尊厳、そして「国際人道法の遵守における市民の構造物と礼拝所の保全」を尊重するよう呼びかけておられた。 5日も、上記の国々で「戦争によって、病院や学校が破壊されている」と強く批判された。そして、「戦争は決して勝利をもたらさない。戦争は常に敗北であることを忘れてはなりません」と改めて強調された。 (翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二) ツイート
(2025.1.5 Vatican News Christopher Wells) 教皇フランシスコは5日の正午の祈りに続けて、世界中の紛争地域における平和の実現のために祈るよう、世界の人々に呼びかけ、世界の指導者に対しては、国際人道法の尊重が確実に尊重されるよう断固とした行動をするようう訴えられた。 「民間人を攻撃するのはやめてください!学校や病院を攻撃するのはやめてください!人々の職場を攻撃するのはやめてください!」と強い言葉で語られた教皇は、世界の紛争地域、特にウクライナ、パレスチナ、イスラエル、レバノン、シリア、ミャンマー、スーダンについて、速やかな平和の実現を求められた。 国際人道法の尊重については、教皇は昨年10月27日の正午の祈りでも、武力紛争の犠牲者を保護するための根本的なルールを定めたジュネーブ条約が同年8月で75周年を迎えたことを思い起こされ、人々の生命と尊厳、そして「国際人道法の遵守における市民の構造物と礼拝所の保全」を尊重するよう呼びかけておられた。 5日も、上記の国々で「戦争によって、病院や学校が破壊されている」と強く批判された。そして、「戦争は決して勝利をもたらさない。戦争は常に敗北であることを忘れてはなりません」と改めて強調された。 (翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)