☩「寛大で確信に満ちた福音の種まき人となれ」教皇、年間第11主日の正午の祈りで

(2024.6.16 Vatican News  Thaddeus Jones)

   教皇フランシスコは16日、年間第11主日の正午の祈りに先立つ説教で、この日のミサで読まれたマルコ福音書の「成長する種」と「からし種」の二つのたとえ(4章26‐34節)を取り上げ、神の国は、「静かに着実に芽を出し、成熟するまで成長する種を植える農夫のようなもの」であり、その農夫とは、「私たちの中に御言葉と恵みの種を置かれ、私たちが信仰の成熟へと成長できるよう常に助けてくださる主」なのだ、と語られた。

また、この福音書で、イエスは、「土にまかれ、芽を出し、成熟していく」という種のイメージを通して、「(神の国の)この種のようなプロセスには時間がかかり、私たちの信頼と協力が必要とされるため、私たちに『確信ある期待』をもって歩むように勧めておられるのです」と説かれた。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

 

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2024年6月16日