Soldiers from Burkina Faso patrol on the road of Gorgadji in the Sahel region, Burkina Faso
(2026.5.10 Vatican News Linda Bordoni)
教皇レオ14世は10日の正午の祈りに先立つ説教で、大西洋と紅海の間、北アフリカの最南端の緯度に広がるサヘル地域の不安定な情勢について懸念を表明され、平和と開発を促進するための持続的な取り組みを呼びかけられた。
教皇は前日、バチカンでヨハネ・パウロ2世・サヘル財団の代表者たちと会見されていた。
説教で教皇は「サヘル地域、特に最近テロ攻撃に見舞われたチャドやマリにおける暴力の激化に関するニュースを、懸念を持って受け止めています」と語られ、犠牲者への祈りを約束し、苦しむすべての人々への連帯を表明するとともに、平和を促進するための持続的な取り組みを関係者たちに求められた。
そして、「あらゆる形態の暴力が収まることを願っており、その愛すべき土地における平和と開発に向けたあらゆる努力を奨励します」と述べられた。
サヘル地域は、「南の比較的湿潤なスーダン型サバンナと、北の乾燥したサハラ砂漠との移行地帯」という生態学的・気候学的な重要性に加え、長年にわたり内部の不安定さと外部の戦略的競争によって形作られてきた地政学的空間でもある。
不安定な気候は依然として頻繁な食料・水不足を引き起こしており、政府の腐敗はクーデター、反乱、テロリズムを招いている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)