(2024.11.20 Vatican News Kielce Gussie)
教皇フランシスコが20日、水曜恒例一般謁見で、来年年2月3日にバチカンで「子どもたちを愛し、守ろう」というテーマで「子どもの権利に関する世界会議」を開催すると発表された。
11月20日は、国連が制定した世界の子どもたちの相互理解と福祉の向上を目的とした「世界こどもの日」に当たる。教皇は一般謁見で、聖ペトロ広場に集まった聖エジディオ共同体所属の約100人の子どもたちに挨拶されるとともに、来年2月のサミット開催を発表。世界中から専門家やゲストを集め、「いまだに権利を持たず、不安定な状況下で、搾取や虐待を受け、戦争の悲惨な影響に苦しむ何百万人もの子どもたちを支援し、保護するための新しい方法を議論すること」が会議の狙い、と説明された。
*2人の新しい聖人の列聖の日も発表 また教皇は一般謁見で、この「世界こどもの日」に合わせて、来年に列福される2人の聖人の列聖の日付を発表。その1人、アッシジ出身のテクノロジーに精通したティーンエイジャー、カルロ・アクティスは、来年4月25日から27日にかけて開かれる「青年のための聖年」の大会で、”ミレニアム世代”初の聖人となる。もう1人はピエル・ジョルジョ・フラッサーティで、列福から35年後の来年年7月28日から8月3日にかけて開かれる「若者たちのための聖年」の大会で列聖される予定だ。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)