(2022.12.18 Vatican News Devin Watkins )
教皇フランシスコは18日、待降節第四主日に、バチカンのサンタ マルタ小児科診療所の支援を受けている子供たち、両親、ボランティアスタッフと面会された際、間もなく迎えるキリストの誕生を平和の中で祝うことができないウクライナの多くの子供たちのために祈るように求められた。
教皇は彼らに、「ウクライナの子供たちを忘れてはなりません… 今、ウクライナではとてもたくさんの子供たちが戦争に苦しんでいます。そして他の世界各地でも子供たちが不正に苦しんでいます」と語られた。
そして、面が以上のとなったパウロ6世 ホールに置かれたウクライナの国旗を指さし、そこに書かれた「平和」という言葉に注意を向けられ、「主がクリスマスを共に平和に祝う喜びを私たちに与えてくださるのですから、私たちも苦しんでいる人たちのことを考え、彼らのために共に祈りましょう」と促された。
また教皇は、サンピエトロ広場での正午の祈りでも、ウクライナの平和のため、ウクライナで続いている戦争で苦しむすべての人々のために、次のように祈られた。
「聖母マリアにお願いします…ウクライナでの戦争を止めることのできる人々の心に触れてくだるように。私たちがこの戦争で苦しむ人たち、特に子供やお年寄り、病いの人たちを忘れないように。 祈りましょう、(彼らのために)祈りましょう!」
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)