Praying for peace in Ukraine
(2023.7.2 Vatican News Linda Bordoni)
教皇フランシスコは2日、年間第13主日の正午の祈りで、世界のキリスト教徒に対し、「世界中で、死、苦しみ、被害をもたらしている多くの紛争や衝突を忘れないように… 祈りは世界を守り維持する優しい力です」と強調。「この夏の間も、決して、平和の祈りを絶やすことのないように」と訴えられた。
そして、その祈りの中でも、特に「試練にさらされているウクライナの人々」のために祈るよう求められるとともに、「多くの人が忘れられがちな、地球上の多くの場所で流血をもたらした多くの紛争や衝突」なども見逃がしてしまわないように、と注意された。
「戦争がたくさんあります」とされた 教皇は、すべての善意ある男女に「世界中で何が起こっているのか」に関心を持つよう促され、「苦しんでいる人たちを助けましょう。 祈りましょう。なぜなら祈りは、世界を守り、支える優しい力だからです」と締めくくられた。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)