・インドネシアのカトリック大聖堂前で自爆テロ、教皇、被害者の為に祈る

(2021.3.28 カトリック・あい)

 ミャンマーでは国軍記念日の27日に、治安部隊が抗議のデモの人々への発砲などで一日としては先月のクーデター発生以来最多、114人の死者が出ているが、インドネシアでは「受難の主日」の28日午前、中部スラウェシ島マカッサルのカトリック大聖堂前で自爆テロが起き、テロ犯とみられる二人が死亡、ミサに来ていた信徒や警備員など20人が負傷した。

 インドネシアではイスラム過激派による異教徒や警察などを狙ったテロがたびたび発生しており、2018年5月には同国第2の都市スラバヤの教会3か所で自爆テロが起き、50人以上が死傷している。

 教皇フランシスコは28日の「受難の主日」正午の祈りの前に、この問題を取り上げ、「暴力で被害に遭ったすべての人、中でも今朝、インドネシアのマカッサル大聖堂前の爆破で被害に遭われた方々のために」祈られた。

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2021年3月28日