・インドネシアで大司教と4人の司祭が新型コロナに感染

  (2020.7.20 カトリック・あい)

 新型コロナウイルスの深刻な感染が起きているインドネシアで、大司教と司祭4人の集団感染が起きた。

 バンコクを拠点にする有力カトリック系メディアUCANewsが20日付けで報じたもので、陽性反応が出たのは北スマトラ州メダン教区のコルネリウス・シパユン大司教と同教区で奉仕している4人の司祭。インドネシアの聖職者では最も高位の感染となるが、教会スポークスマンが19日語ったところによると、大司教と4人は現在、病院で治療を受けており、大司教の症状は安定している。また、同教区の職員1人も感染が確認され、他に司祭2人と修道女1人が自主隔離している、という。

 インドネシアでの新型コロナウイルスの感染者は19日現在で8万6517人、死者は4143人に上っており、シパユン大司教たちのいる北スマトラ州では2937人が感染、147人が死亡している。

 

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2020年7月20日