・「長崎大司教区で、女性信徒が性被害訴え。神父処分も公表せず」と時事通信が報道

(2019.11.23 カトリック・あい)

 長崎大司教区は問題の神父の聖職を停止したが、教区の信徒たちに処分を公表せず、不在の理由を「病気療養中」とだけ説明しいる、といい、関係者は「問題行為を明らかにしなければ、再発防止にはつながらない」と懸念している、と時事通信は伝えている。

 複数の関係者によると、神父は40代で、昨年5月、自らが司祭を務めていた長崎県内の教会に女性を呼び出し、抱き付いたり、体を触ったりする猥褻な行為をしたとされている、という。女性は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、長期の入院を余儀なくされた。被害届を受理した長崎県警が強制わいせつ容疑で捜査している。
神父は面会した教区幹部に「女性や教会に大変な迷惑を掛けた」と話したが、時事通信の取材には「何も申し上げられない」と答えたという。

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2019年11月23日