(2023.5.18 カトリック・あい)
上智大学のカトリック・イエズス会センターと神学部共催のシンポジウム、「NAGASAKIから世界へ「平和を」-被爆医師 永井隆と妻 緑 からのメッセージ」が6月3日午後3時から5時まで、上智大学四谷キャンパス2号館で行われる。
主旨について、主催者は「ウクライナでの戦争における核兵器使用の脅威が高まる中、被爆国日本からのメッセージの発信は急務となっています。原爆の荒野で妻を失い、被爆者達のために献身的救助を行い、多くの著作を残した医学者、永井隆。今彼の生涯と著作は世界中で再び注目を集めています。本シンポジウムでは、イタリア、アメリカ、日本の研究者が共に、永井隆の「平和を」のメッセージを現代に伝え、希望ある世界を築くための可能性を探ります」としている。
パネリストは、ガブリエレ・ディ・コミテ(医師、イタリア「医学と人間」協会副会長 / 永井隆と緑の友の会副会長)、パウラ・マレンコ(アストラゼネカ日本法人 メディカルディレクター / 永井隆と緑の友の会会長)、チャド・ディール(バージニア大学インストラクショナルデザイナー / 日本史家)、 片山 はるひ(司会兼パネリスト=上智大学神学部教授)
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