・日本のキリスト教系信者は微増だが、カトリックは0.6%減ー文化庁の2021年版『宗教年鑑』

(2022.1.23 カトリックあい)

 文化庁が、2020年 12 月 31 日現在でまとめた2021(令和3)年版『宗教年鑑』を発行した。

 それによると、「キリスト教系」に分類される宗教団体の総信者数は191万5294人で前年に比べて0・3%増加。全宗教団体の総信者数に占める割合は1・06%。信者数を教団別で見ると、最も多いカトリック教会は前年比0・6%減の43万5083人、2番目に多い日本基督教団は同1・8%減の10万9593人、続く日本聖公会は同2・5%減の4万5974人で、いずれも減少している。

 『宗教年鑑』は、各宗教法人の報告に基づき文化庁が毎年発表している。信者の定義や資格などに違いがあることなどから、信者数については各宗教団体で重複することもあり、全宗教団体の総信者数は1億8114万6092人と、日本の人口約1億2547万人(2021年12月1日時点)の約1・44倍となっている。

 調査は宗教法人ベースで行われているため、非法人宗教団体のみを有する包括宗教団体(教団など)や、非法人単立宗教団体は調査の対象外。「キリスト教系」に分類される宗教団体には、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)や、ものみの塔聖書冊子協会(エホバの証人)、世界平和統一家庭連合(統一協会)なども含まれている。

 「神道系」「仏教系」「キリスト教系」「諸教」の4つに分類された宗教団体系統別では、信者数が最も多いのは「神道系」で8792万4087人。「仏教系」8397万1139人、「諸教」733万5572人がこれに次いでいる。前年対比では、「神道系」が1・2%、「仏教系」が1%、「諸教は」が0・9%それぞれ減少している。

 「キリスト教系」の信者数は、カトリック教会、日本基督教団、日本聖公会のほか、4位の日本バプテスト連盟が3万3233人で1・2%減、5位の日本福音ルーテル教会も2万1719人で0・7%減った。その一方で、セブンスデー・アドベンチスト教団(6位、1万5011人)が0・2%増、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団(9位、1万1753人)が0・5%増)、日本ホーリネス教団(15位、7310人)が0・7%増となっている。ちなみに、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)は12万3502人で4%弱の減少。

 都道府県別で見ると、「キリスト教系」の信者数が最も多いのは東京都で87万8511人(前年比1万21人増)、2位は神奈川県で30万2871人(同30人増)、3位は大阪府で7万6843人(同5490人増)とそれぞれ増加したのに対して、4位の長崎は6万2353人で前年より622人減っている。

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 年鑑の全文は▷

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2022年1月23日