Rescue workers inspect a collapsed building in Maumere, East Nusa Tenggara, Indonesia
(2026.8.16 Vatican News Gabriel Abdi Susanto)
インドネシアのフローレス島で15日発生したマグニチュード7.7の地震を受けて、カリタス・インドネシアが、各教区にわたるカトリック教会の人道支援ネットワークを動員して支援活動を開始した。
この地震はフローレス島全域およびスンバ島、アドナラ島、ソロル島の一部などに及び、15日午後の国家災害管理庁(BNPB)のまとめによると、38人の死亡が報告されている。ロレンツ・サイ港の崩壊や、マウメレのペルニ旅客ターミナルの損傷などインフラへの被害も報告されている。
カリタス・インドネシアは、ルテン、ラブアン・バジョ、クパン、マウメレ、エンデの各教区教区のカリタスチームや社会経済開発委員会(PSE)と連携し、支援体制を構築。
事務局長のフレディ・ランテ・タルク神父「カリタス・インドネシアは、インドネシアのカトリック教会が負う人道的責任の一環として、地震災害に迅速に対応している… 各教区におけるボランティアやカリタスチームの動員を進め、被災者への支援や避難活動の支援も始めています」と説明した。
カリタス・ルテン支部は、被災した地元の総合病院から患者を避難させ、余震や病院建物の被害に備えて、患者用の緊急用テントを設置した。
カリタス・インドネシアは、カリタス・ネットワーク内での情報共有と緊急対応調整の中核プラットフォームとして、WhatsAppグループ「カリナ緊急対応ネットワーク(KERNET)」を稼働させるとともに、「全国緊急対応連帯基金(Dana APP Tanggap Darurat Nasional)」を通して支援金を集め始めた。
カリタス・ネットワークによる初期評価では、避難・安全支援、清潔な水、即食食品、シェルターキット、衛生キット、緊急医療サービス、そして子ども、高齢者、妊婦・授乳中の女性、障害者、定期的な服薬を必要とする人々といった脆弱な立場にある人々への支援など、いくつかの緊急のニーズが特定された。
フレディ事務局長は、「教会の対応はカリタスという組織に限定されるものではなく、教会共同体全体が関与するもの。『一つの教会、一つの対応』が、カトリックの人道支援活動の指針。教区、小教区、カリタスのチーム、ボランティア、その他の教会組織が協力し、支援を最も必要とする人々にできるだけ迅速に行おうとしている」としている。
(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)