7月の教皇と日本の教会の祈りの意向

 

教皇の意向: 高齢者のためにー7月24日は教会の「高齢者のための祈願日」

*ルーツと記憶を体現する高齢者の知識と経験が、希望と責任をもって将来を歩む若者の助けとなりますように。

 (2022.6.30 バチカン放送)
 教皇フランシスコは2022年7月の祈りの意向について、ビデオメッセージをおくられた。内容以下の通り。

 「私たちの中にいる高齢者の重要性を語らずして、家庭について話すことはできません。歴史の中で、私たち人類がこれほどまで多かったことはありません。しかし、この新しい人生の段階をどのように生きたらいいのか、についてはよく知られていません。高齢者を支援する計画は多くても、高齢者の人生のための計画はあまりないのです。高齢者は、いたわりや、内省、愛情に対し、しばしば特別な感受性を持っています。すでに”優しさの師”、あるいはこれから優しさの師になれるかもしれません。戦争に慣れたこの世界にあって、私たちは真の”優しさの革命”を必要としています。これについて、私たちは新しい世代に対して大きな責任を負っています。祖父母とお年寄りたちは、私たちの生活を育む糧、人々の隠れた知恵です。それゆえに、お年寄りたちを記念することは素晴らしいことです。こうして、私は高齢者たちに捧げる日を創設しました。高齢者たちが”優しさの師”となれるよう祈りましょう。ルーツと記憶を体現する高齢者の知識と経験が、希望と責任をもって将来を歩む若者の助けとなりますように」。

 

日本の教会の意向: 社会的孤立の予防

*分断されていく社会の中で孤立する人々、社会から切り捨てられていく人々に寄り添い、人とのきずなの中で生きる喜びを分かち合うことができますように。

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2022年6月30日