4月の教皇と日本の教会の祈りの意向

教皇の意向: 医療従事者のために

*病者や高齢者のために、とりわけ最貧国で奉仕する医療従事者が、政府や地方自治体から適切な支援を受けることができますように。

 教皇フランシスコは、この祈りの意向について、ビデオメッセージで次のように話された。(2022.4.5 バチカン放送=編集「カトリック・あい」)

 「今月は医療従事者のために祈りましょう。 パンデミックは、医療従事者の献身と寛大さを私たちに示しました。これらの人々は、ボランティア、医療の世界で働く人々、司祭、修道者たちです。

一方で、このパンデミックは、すべての人が公共の良い医療システムにアクセスできるわけではないことをも明らかにしました。最も貧しい国々、弱い立場にある国々は、人々を苦しませ続ける多くの病気のために必要な治療を受けることができません。多くの場合、これはずさんなリソース管理や、真摯な政治的努力の欠如によるものです。

こうしたことから、皆がアクセスできる良い医療サービスは一つの優先課題であることを忘れないよう、世界のすべての国々の政府にお願いしたいと思います。

また、医療サービスとは単なる組織ではなく、他者の健康をケアするために人生を捧げる人々をも含んでいること、また、彼らがこのパンデミックで多くの患者の回復のために自らのいのちをも捧げたことを思い出したいと思います。

祈りましょう。病者や高齢者のために、とりわけ最貧国で奉仕する医療従事者が、政府や地方自治体から適切な支援を受けることができますように」

 

 

日本の教会の意向: 家庭

*すべての家庭の平安のために祈ります。とりわけ、悩みを抱え、きずなが揺らいでいる夫婦が互いに歩み寄り、和解への糸口を見出すことができますように。

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2022年3月31日