■10月の教皇と日本の教会の祈りの意向

教皇の意向: すべての人に開かれた教会であるように

*信仰にあふれ、福音を宣べ伝える力に満ちた教会が、連帯、友愛、歓待の共同体として、常にシノドス(世界代表司教会議)の雰囲気のうちに生きることができますように。

 

 

(2022.10.3 バチカン放送)教皇フランシスコは、この祈りの意向について、ビデオメッセージで次のように話された。

・「シノドスをする」とはどういうことでしょうか。それは「共に歩む」ということです。「シノド」とは、ギリシア語で「共に歩む」こと、「同じ道を歩む」ことを意味します。  そして、これが第三千年期の教会に神が望まれていることです。歩む民として、共に旅する自覚を取り戻すことです。

・シノドス的なスタイルを持った教会は、耳を傾ける教会、ただ聞くのではない、傾聴する教会です。 多様性のうちに互いに耳を傾け合い、教会の外にいる人に扉を開くことです。 それは意見を集めることでも、議会を設けることでもありません。シノドスは調査ではありません。「主役である聖霊に耳を傾けること」「祈ること」です。祈ることなしに、シノドスはありえません。

・寄り添う教会となるために、この機会を有効に用いましょう。「寄り添い」とは神のスタイルです。そして、注意深く耳を傾け、”シノドスの道”を歩んでいるすべての神の民に感謝しましょう。

・祈りましょう。信仰にあふれ、福音を宣べ伝える力に満ちた教会が、連帯、友愛、歓待の共同体として、常にシノドス(世界代表司教会議)の雰囲気のうちに生きることができますように。

(編集「カトリック・あい」)

 

 

 

日本の教会の意向: 医療従事者のために

*医療従事者のために祈ります。コロナ禍の中で、病床にある人や高齢者のために働く人々が、看護や介護を通して神の愛を伝えることができますように。

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2022年9月30日