■10月の祈りの意向
教皇の意向: 「使命を担い合う」ために
*教会が、共同責任のしるしとして、あらゆる場面でシノドス的な生活様式を維持し、司祭・修道者・信徒の参加と交わりをもって使命を推し進めることができますように。
教皇フランシスコは、この意向について、ビデオメッセージで次のように話された。(バチカン放送、「カトリック・あい」編集)
「私たちキリスト者は皆、教会の使命に責任を負っています。すべての司祭が、すべての人がです。司祭は、信徒の”上司”ではなく、”司牧者”です。イエスは私たち皆を召されました。誰かを誰かの上にではなく、誰かをこちら側に他の人をあちら側にではありません。私たちが互いに補い合うように召されました。私たちは共同体です。それゆえに、私たちは共に歩まねばなりません。
皆さんは私に尋ねることができるでしょう。『自分には、何ができるだろうか』と。バスの運転手として、でしょうか。農業者として、でしょうか。漁業者として、でしょうか。皆がすべきことは『自分の人生を通して証しすることです。教会の使命の責任を分かち合うこと』です。
信徒たち、洗礼を受けた人たちは、教会に、自分の家にいます。その家の世話をせねばなりません。司祭や修道者も、同じです。一人ひとりが自分に得意なことを通して貢献するのです。私たちは教会の使命における共同責任者です。私たちは教会の交わりの中で、参加し、生きています。
祈りましょう。教会が、共同責任のしるしとして、あらゆる場面でシノドス的な生活様式を維持し、司祭・修道者・信徒の参加と交わりをもって使命を推し進めることができますように」