・9月の教皇と日本の教会の祈りの意向

■9月

教皇の祈りの意向: 地球資源の尊重

 地球の資源が不当に奪われることなく、正しくふさわしい方法で配分されますように。

 「私たちは地球の資源を搾り取っています。まるでオレンジを扱うように、それを搾り取っているのです。北半球の先進国や企業は、南の天然資源を搾取しながら豊かになり、『環境負債』を生んでいます。この負債を誰が払うのでしょうか。さらに、『環境負債』は、多国籍企業が、自分たちの国々では認められないことを、海外で行うときに増加します。それはとてもひどいことです。今日、明日ではなく、今日、私たちは責任をもって自然をいたわらなくてはなりません。地球の資源が不当に奪われることなく、正しくふさわしい方法で配分されるよう祈りましょう。略奪にNOを、分かち合いにYESを」

 

 

日本の教会の祈りの意向: すべての被造物の尊重

 神の創造された世界の秩序と調和、危機に瀕している自然環境を守るために、神が人類に与えた使命を自覚し、今、わたしたちにできることを見極め、行っていくことができますように。

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2020年8月31日