🌸4月の教皇と日本の教会の祈りの意向

🌸4月の教皇と日本の教会の祈りの意向

教皇の意向: 新しいテクノロジーの使用のために

*新しいテクノロジーが、人間関係の代わりになるのではなく、人としての尊厳を尊重し、また、時代の危機に立ち向かう助けとなりますように。

  教皇は、4月の祈りの意向について、ビデオで次のように話されている。

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・私たちが画面ばかりを見ないで、もっとお互いの目を見るなら、どんなによいでしょうか。人といる時間よりも、携帯電話と一緒の時間の方が長いとしたら、それは何かが間違っています。その画面は、その背後にいる、息をし、笑い、泣いている生身の人間の存在を忘れさせてしまいます。確かに、テクノロジーは神から私たちに与えられた知性の結晶です。しかし、それは上手に用いなければなりません。一部の人たちのみがその恩恵にあずかり、他の人たちが締め出されるようであってはいけません。

・では、どうすればよいのでしょうか。分断させるためではなく、一致させるために技術を用いることです。貧しい人々を助けるために、病者や障害者の生活を改善するために、それを用いるのです。私たちが共に暮らす家を大切にするために、互いが兄弟姉妹として出会うためにテクノロジーを使うことです。なぜなら、私したちが互いの目を見つめる時、本当に大切なこと、私たちが兄弟姉妹であること、同じ御父の子であることが分かるからです。

・祈りましょう。新しいテクノロジーが、人間関係の代わりになるのではなく、人としての尊厳を尊重し、また、時代の危機に立ち向かう助けとなりますように。

(バチカン放送翻訳・「カトリック・あい」編集)

日本の教会の意向: 新生活を始める人たちのために

*新年度の初めにあたり、進学や就職等により、新しい環境で生活を始める人たちが、それぞれの場で神との交わりを大切にしていくことができますように。

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2025年3月30日