「中国の信徒と司牧者たちの、時として”複雑”な生活と出来事を関心をもって見守り、祈っている」と教皇
(2022.5.22 バチカン放送)
5月24日は教会暦で「扶助者聖母マリア」の日、中国では、上海の佘山(シェシャン)の巡礼聖堂をはじめ、中国の多くの教会や家々で「扶助者聖母マリア」が保護者として崇敬されている。
教皇フランシスコは22日の正午の祈りの説教の後で、このことに言及され、中国のカトリック信徒、司牧者たちに霊的な寄り添いを表明された。
中国の信徒たちが「キリスト信者の助け手なる聖母」に深い信心を持っていることを思い起こされた教皇は、彼らへの霊的な寄り添いを改めて確認され、「中国の信徒と司牧者たちの、時として”複雑”な生活と出来事を関心をもって見守り、毎日、彼らのために祈っています」と話された。
そして、「中国の教会が自由と平穏のうちに、世界の普遍教会との具体的な一致を生き、福音を皆に告げるその使命を行い、社会の精神的・物的発展に前向きな寄与ができるように祈りましょう」と世界のすべての信徒に促された。
(編集「カトリック・あい」)
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