(2021.4.22 Vatican News Devin Watkins)
5月は聖母マリアの月だが、教皇フランシスコは、5月を通して、新型コロナウイルスの世界的大感染の終息を願うロザリオの祈りを捧げるよう、世界中のカトリック教徒に対して進めておられる。
教皇ご自身も、5月1日に聖母月の始まりを告げる祈りを捧げられ、バチカンの各種メディアを通して、世界に動画配信される予定だ。また、この月を通じて、Vatican Newsがこの企画に参加する世界各地の聖堂でのロザリオの祈りを、毎日、ローマ時間午後6時(日本時間翌日午前1時)から動画配信することになっている。
バチカンの新福音化推進評議会は21日のプレス発表で、5月のロザリオの祈りは、新約聖書の使徒言行録の言葉をもとにした「全教会が神に、熱心に祈っていた」(12章5節参照)をテーマの下に行われる、とし、「この企画には、世界の全ての聖母マリアに捧げられた聖堂共同体が参加し、コロナ大感染の終息を願うロザリオの祈りへの、信徒、家庭、共同体の参加を勧めることになる」と説明している。