・18日公開ミサ再開ー聖ペトロ大聖堂などローマの4大聖堂の代表者が対応協議

(2020.5.14 Vatican News)

   来週月曜、18日からの公開ミサ再開についてイタリア司教協議会はイタリア政府と合意しているが、14日、聖ペトロ大聖堂などローマの四大聖堂(*)の代表者がバチカン国務省の会議に出席し、公開ミサ再開に当たっての条件などについて協議した。(*聖ペトロ大聖堂の他、サン・ジョバンニ・イン・ラテラノ、サン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ、サンタ・マリア・マッジョーレの3つの大聖堂)

 バチカン広報局が14日午後に出したプレス向け発表文によると、「(四つの)教皇大聖堂の代表者たちが、14日朝の国務省主催の会議に出席」した。会議では、イタリア政府が実施する「(新型コロナウイルス感染拡大防止の)フェーズ2」の「新局面」について話し合った。「フェーズ2」で、イタリア国内の教会は5月18日から、一般信徒への公開ミサ再開が認められる。

 会議で話し合われたテーマには「信徒たちの安全を保証するために最も適切な必要措置」が含まれ、具体的には、「ミサの参加希望者に対する体温測定」などが挙げられている、という。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2020年5月15日