・米、バチカン国務長官会談ーバチカンは暫定合意更新の方針変えず (2020.10.1 Vatican News) 米国のマイク・ポンペオ国務長官が1日朝、バチカンでピエトロ・パロリン国務長官、ポール・ギャラガー外務局長と会談し、中国に関する双方の立場を説明するとともに、世界で起きているいくつかの紛争について意見を交換した。 会談後、バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、記者団に対して、ポンぺオ米国務長官とパロリン・バチカン国務長官、ギャラガー外務局長の会談が1日朝行われ、互いに敬意を込め、リラックスした雰囲気の中で45分間にわたって、中国との関係に関するそれぞれの立場を表明し、コーカサス、中東、東地中海での紛争と危機についても話し合った」 ポンぺオ長官は、9月末で期限を迎えたバチカンと中国の司教任命に関する暫定合意の更新に反対する立場を明確にし、議論を呼んでいる。これに対し、バチカンは、パロリン長官が繰り返し述べているように、暫定合意を更新する考えだ。パロリン長官は、この暫定合意が純粋に司牧的性格のもので、中国の司教たちが教皇と完全な交わりを持つことを確実することだけを狙いとしている、と強調している。 (翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二) ツイート
(2020.10.1 Vatican News) 米国のマイク・ポンペオ国務長官が1日朝、バチカンでピエトロ・パロリン国務長官、ポール・ギャラガー外務局長と会談し、中国に関する双方の立場を説明するとともに、世界で起きているいくつかの紛争について意見を交換した。 会談後、バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は、記者団に対して、ポンぺオ米国務長官とパロリン・バチカン国務長官、ギャラガー外務局長の会談が1日朝行われ、互いに敬意を込め、リラックスした雰囲気の中で45分間にわたって、中国との関係に関するそれぞれの立場を表明し、コーカサス、中東、東地中海での紛争と危機についても話し合った」 ポンぺオ長官は、9月末で期限を迎えたバチカンと中国の司教任命に関する暫定合意の更新に反対する立場を明確にし、議論を呼んでいる。これに対し、バチカンは、パロリン長官が繰り返し述べているように、暫定合意を更新する考えだ。パロリン長官は、この暫定合意が純粋に司牧的性格のもので、中国の司教たちが教皇と完全な交わりを持つことを確実することだけを狙いとしている、と強調している。