・教皇、6日の「主の公現」の祭日に聖ペトロ大聖堂でミサを司式ー10日の幼児洗礼式は中止に

(2021.1.5 バチカン放送)

  教皇フランシスコは6日イタリア時間午前10時(日本時間同日午後6時)から、主の公現の祭日のミサをバチカンの聖ペトロ大聖堂で捧げられる。また、同日のイタリア時間正午(日本時間同日午後8時)に、教皇はバチカン宮殿の図書室で正午の祈りを唱えられ、それぞれバチカン・ニュースのインターネットサイトで中継される。

 一方、教皇は、10日の「主の洗礼」の祝日の伝統となっているバチカンのシスティナ礼拝堂での幼児の洗礼式は、新型コロナウイルス感染拡大防止への配慮から中止となった。

(編集「カトリック・あい」)

*「主の公現」とは、幼子イエスへの東方三博士の訪問や、キリストの洗礼、カナでの最初の奇跡など、キリストが公に人々の前に姿を現されたことをいう。この日は主の公現を記念し、イエスを通して神の栄光がすべての人々に現れたことを祝う日で、カトリック教会の典礼歴では1月6日とされているが、日本のような非カトリック国では、週日に信徒が集まるのは難しいため、前の日曜日に「主の公現」のミサを捧げることになっている。今年は、日本では3日に祝われた。

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2021年1月6日