・教皇、17日で86歳にー貧しい人々に奉仕する3人に「感謝の花」と「マザー・テレサの窓の地球儀」

2020.12.17 Compleanno Papa Francesco

(2022.12.17 Vatican News  Devin Watkins)

 教皇フランシスコが17日、86 歳の誕生日を迎えられ、この機会に、最も貧しい人々のために奉仕している 3 人に感謝の意を表された。

 3人は Hanna Jallouf、Gian Piero、Silvano Pedrollo。Missionaries of Charityが運営するローマ市内の宿舎に3人を訪問され、「感謝の花」を贈られた。

 バチカンの支援援助省の報道機関向け声明によると、教皇は3人への感謝の表明で、「私たち一人一人が、他者への奉仕に呼ばれている」ことを思い起こすことを希望されている。

 3人のうち 、Jallouf 神父はフランシスコ会士で、シリアの壊滅的な内戦の間、ひたすら困窮した人々に仕えてきた。

 Piero氏はホームレスだが、日々受け取る施しの一部を自分よりも貧しい人たちに分け与えている。

 Pedrollo 氏は、イタリアのヴェローナ市出身のビジネスマンで、利益の大部分をアフリカやラテン アメリカのいくつかの国、インドの貧しい人々を支援、学校、井戸、および医療施設の建設に使っている。

 教皇はまた3人に対して、立方体の中にはめ込まれた小さな地球儀を贈られた。これは「世界を支える愛の象徴」を表し、マザー・テレサが子供を抱きしめる窓が地球儀の上に描かれている。聖ヨハネ・パウロ二世教皇がマザー・テレサの死に際して、「マザー・テレサは、イエスがそこから外を見て微笑み、世界中の多くの貧しい人々に慰めと尊厳を与えた『開かれた窓』でした」語られたことに由来する。

 支援援助省によると、教皇が3人に示された行為は、それぞれの人がその「窓」になるように召されていることを示されたもの。

(翻訳・編集「カトリック・あい」南條俊二)

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2022年12月17日