・教皇、順調に回復、小児病棟を訪問、4月1日中に退院の見通し

(2023.3.31 バチカン放送)

  呼吸器感染症のため、ローマ市内のジェメッリ総合病院で治療中の教皇フランシスコは、入院から3日目の31日、順調に回復されており、翌4月1日中に退院される見通しとなった。

 バチカンのマッテオ・ブルーニ広報局長は3月31日、教皇の健康状態について発表。教皇は、順調に回復を続けておられ、30日夜は、夕食時に、医師、看護師、アシスタント、バチカンの警察官など入院生活を支える人々と共にピザを召し上がった、という。31日は、朝食後、何紙かの新聞を読まれ、仕事を再開された。同日朝の検査結果によれば、教皇の退院は、翌日4月1日中と見込まれている。

 また教皇は31日午後、入院中のアゴスティーノ・ジェメッリ総合病院で、小児腫瘍科病棟を訪問。患者の子どもたちに、ロザリオや、復活祭のお菓子である卵型のチョコレート、本などを贈られた。およそ半時間にわたるこの訪問中、教皇は生後数週間の男の子に洗礼をさずけられた後、ご自分の病棟に戻られた。

(編集「カトリック・あい」)

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2023年3月31日